うまいっしょ北海道!「酒の肴」編

 

●鮭の飯寿司・・・自家製

店で売っているのは速成のせいか味が薄い。発酵製品独特の味わいがない。酸味、えご味(えぐい・・・あくが強く、のどをいらいらと刺激する味がある。「広辞苑」より引用・・・からの派生語。あまり流通していない言葉。)、漬け物としての野菜のうまみに不満が残り自作となりました。既製品とは全く違ったものに仕上がりますので興味のある方は作ってみてください。
作り方はこちらへ(2001年11月30日更新)…このホームページを見て作った埼玉のAさん、2度目も上手に出来たかしら?(2002/4/20)

●かまぼこ・・・パンロール かま栄 小樽市

かま栄のかまぼこは小田原のかまぼこや仙台の「笹かま」とは食感が違う。コリコリというよりもサクサクといった感じ。「かに甲ら」「極上うに」「かにかま」などの高級品はもちろんうまいが、私は「パンロール」が値段からして一番いいと思います。かま栄製品は小樽市以外では札幌のデパート、千歳空港ロビー内で買えますが「パンロール」や「きんぴら」といった製品は小樽、札幌でないと買えないかもしれません。

※添加物なしの蒲鉾は稚内・石崎商店(かま栄に飽きた方にもお薦めです。)

●水産加工品・・・マスの熱燻製、キングサーモンの兜焼き 佐藤水産の製品 石狩市

佐藤水産は多種多様の水産加工物を作っています。「石狩自慢紅鮭はさみ漬け」「昆布巻」「熊笹かまぼこ」等どれをとってもよくできています。特に気に入っているのが「マスの熱燻製」(¥500)、「キングサーモンの兜焼き」(¥350)で値段もリーズナブルです。国道231号線沿いにある「サーモンファクトリー」のほか札幌の「西武デパート」などで買うことが出来ます。

●イカの刺身・・・ヤリイカ

12月〜4月にかけて出回ります。皮は簡単にはがすことが出来るので加工しやすい。また内蔵が非常に少ないのでまるごと食べられるといった特徴があります。頭の部分がヌメヌメとイカっぽく珍味です。

●エビ・・・赤エビ

体長10cm位になったのがおいしい。冬になると大きくなったのが出回る。甘エビの味をもっと濃くした感じで殻が薄いので全部食べることも可能。5尾で750円くらい。頭の部分のドロドロしたところがヤリイカ同様絶品。

 

●海藻類・・・まつも(松藻)  

北日本の浅海の岩上に生じる茶褐色で磯の香りがする海藻。北海道では日高が産地。あまり出回っていないので手に入れにくい。一部デパート、日高三石、浦河などの物産館で売っている程度です。雑煮の類に入れて食べるのが最適です。(1999/09/19追記)
石狩市佐藤水産にも売っていました(2枚で800円)。

左のまつもは生のもの。乾燥した製品の方が磯の香りがして好きなのだが何せ貴重品に付き高いのが難点。